何度でも観たい!みんなが一番好きな映画は?
映画には様々なジャンルがあります。アクション、アドベンチャー、アニメーション、伝記、コメディ、犯罪、ドキュメンタリー、ドラマ、ファミリー、ファンタジー、フィルムノワール、歴史、ホラー、音楽、ミュージカル、ミステリー、ロマンス、SF、スポーツ、スリラー、戦争、西部劇など、派生ジャンルを含めて数え上げたらきりがありません。
このように幅広いジャンルの映画が存在する中、今回は映画好きの皆さんが一番好きな映画というテーマでアンケートを取りました。
2019年(令和元年)10月現在、最新の映画から往年の名作、泣ける映画から笑える映画まで、邦画、洋画、アニメなどのジャンルを問わず、映画好きの皆さんが一番好きな映画について、好きな理由やおすすめのポイントなどをまとめましたのでご覧ください。
みんなが一番好きな映画
ここからは、映画好きの皆さんが一番好きな映画、何度でも観たい映画、最もおすすめする映画とその理由を紹介します。
「2001年宇宙の旅」をおすすめする声
・現在の全てのSF映画の原点と言ってもいい映画です。1968年に作られたとは到底思えないほどの宇宙船の細部に至るまでの完璧なデザイン。また映画の冒頭に出てくる人類の祖先である猿の演技も、当時のSFXの最高レベルの技術で再現されており、現代映画の最先端CGとなんら変わらない完成度となっています。またストーリーも後半に行くほど難解で、神の象徴であるモノリスを中心に哲学的世界をとことん追求した映像で、この映画をより高い次元へと導いています。
「ゴースト/ニューヨークの幻」をおすすめする声
・素晴らしい映画は数えきれないほどにあるのですが、その中でもどうしようもなく心をつかんで離さないのがこの作品です。切ないストーリーはもちろん、霊能力者とのやりとりなど笑えるシーンもあれば、ポルターガイストを起こす練習をするという、一風変わったシーンもあって、見るほうを飽きさせません。そしてなんといっても、メインである恋人同士の切ない感情を見事に表現した演出と、この作品の代名詞ともいえる「同じく」というセリフが記憶と心に強く焼き付けられ、どれだけ時が過ぎても忘れられない映画として私の中に君臨し続けています。涙を流さずにはいられないのに、面白く、また暖かいこの作品が、私の一番好きな映画です。
「ソナチネ」をおすすめする声
・私の人生の中で、一番何度も見返した作品です。特に沖縄・石垣島でロケをしている後半がとても好きで、実際に現地にまで足を運んだほどです。この映画に出演された、大杉漣さん、寺島進さん、勝村政信さん、みなさんが口を揃えて特別な作品だとおっしゃっていたのが分かる、北野武監督作品の中でも特に傑作だと思います。単なるバイオレント映画として語りきれないものがあります。石垣島の無人の素晴らしいビーチと景観とストーリーの融合。他には類を見ない唯一無二の空気感と世界感を持った作品です。
「ターミネーター2」をおすすめする声
・ロボットと人間の共存というテーマを感じさせる映画です。実際の世界でもAIの技術が日進月歩で進化していて、いつロボットが導入されても、おかしくない状況になっています。ここで必ず科学技術は悪用されます。考えられるものが戦争、戦闘兵器にAIが活用されることです。これは30年近く前に封切りされたターミネーター2で描いたもの、その後のターミネーターシリーズがSFではなく、これからの時代を予見させる映画のような気がします。ロボットが人間を理解していく様子、これがこの作品で最も好きなシーンです。
「ツーリスト」をおすすめする声
・アンジェリーナジョリーとジョニーデップ主演の旅行映画である。アンジェリーナジョリー演じる謎のセレブに売れない作家ジョニーデップが列車内で偶然(?)出会うところから始まり、ベネチアの美しい街並みの中で突如としてアクションシーンが始まる。売れない作家がマフィアに追われ屋根から屋根へ飛び移るのだ。突然の展開に観客は戸惑いを感じるもジョニーデップの華麗なスタントアクションに魅入る。終盤ジョニーデップとアンジェリーナジョリーの正体が判明するのだが、もう一度最初から見返したくなる脚本となっている。
「テルマエ・ロマエ」をおすすめする声
・お風呂がテーマなこともあり、見ていてさっぱりします。今、あたりまえのように私たちが使っている自宅のお風呂や、サウナ、温泉などは、古代の人からみたらこうなのか、と斬新な視線で物事を見ることができて好きです。ウォシュレットに感動するシーンや、銭湯においてある洗面器やフルーツ牛乳を模倣するシーンなどは、思わず笑ってしまいます。深刻なシーンはほとんどなく気軽に見ることができるのに、学ぶ部分も多い、非常に有益な映画だと思います。
「FRIED DRAGON FISH」をおすすめする声
・もうずいぶん前の作品になりますが、始まりかたも終わりかたも良い意味でスパッとしていないアンニュイなは雰囲気がだいすきです。謎の組織に、謎の美少年、謎のオペレーター、謎の空間。不思議に思うことはたくさんあるけれど、岩井俊二の世界観と浅野忠信の独特な雰囲気がとても素敵です。また、脇を固めている役者陣も個性的で、作品に華を添えています。今でも沢山の作品で実力を発揮している役者さん達が沢山出ているので見劣りしないかと思います。
「GANTZ」をおすすめする声
・主人公の二宮和也の演技が好きで映画館まで見に行った映画です。内容は期待していなかったが、創造以上にグロいシーンが多かったと思います。映画を見始まってしばらくはそのグロさになれず気分が悪くなる人もいるのでは?と思うほどでした。しかし二宮様和也が演じる主人公の人間味のある行動や、恋愛、生い立ちや登場人物がそれぞれに抱える闇のようなものに触れるうち話に引き込まれているのを感じました。GANTZ 前編、後編と見ましたがとてもよかったです。
「アイ・アム・レジェンド」をおすすめする声
・感染ウイルスによって、世界から人がほんとんど消えた話になりますが、主演である医師役のウィルスミスがたった1人でウイルスの研究を進め、世界に立ち向かうという物語になっており、自分の使命をまっとうし、自分の人生についても納得できるように行動するところがとても好きです。自分の人生に置き換えて考えると、自分は自分の納得する人生を歩めているのかとてもかんがえさせられます。物語の途中で仲間と出会いますが、これも人生と一緒で1人ではできないこともあるということで、仲間としっかり方向性を合わせて行動し取り組むことの重要性を考えさせられるとても良い映画になっていると思うので、大好きな映画です。
「アクアマン」をおすすめする声
・何と言ってもイケメンな顔立ちと鍛え上げられた肉体美が素敵なので。基本的にMarvelやDCコミックのシリーズが好きで、全作品観ています。中でもこのアクアマンは単品で観てもDCシリーズの一つとしても楽しめるので誰にでもお勧めできる作品かなと思いました。水中での髪の毛の揺らぎ方、気泡の出方など細部にまでこだわっていることにも注目していただきたいです。感動あり、アクアマンの虜になること間違いなしの作品なのでおすすめです。
「アラジン」をおすすめする声
・ディズニー映画の実写番アラジンです。イメージを崩さないキャラクターと、迫力のある世界観が素晴らしいです。アニメと違う部分もありますが、ジャスミンの国の為に思う強さと逞しさが凄くカッコ良かったです。パレードを見ているような豪快さと愉快さに思わず鳥肌が立ちました。ディズニーランドに行きたくなりました。悪者ジャファーもいい意味で憎たらく結末がわかっていても爽快でした。映画館で見たのですが、もう一度見たくなる映画でした。
「インセプション」をおすすめする声
・とても複雑なストーリーで何度も見返したくなる作品。わたしはこれまで4回も見ています!夢の中、さらにその夢の中に潜り込んでいくというSFならではの設定がとてもおもしろいです。クリストファー・ノーラン監督が構想に20年かけたというのも納得です!これは夢なのか現実なのか・・・最後まで考えさせられるストーリーです。また大事な役どころとして日本人の渡辺謙さんが出ているのも、日本人としては嬉しいです。ぜひまた鑑賞したいと思っています。
「おくりびと」をおすすめする声
・都会でチェロの演奏者として暮らしていた主人公が、合奏団の解散を機に地元の山形県に帰郷し、納棺師として働いていくうえでの心の変化、周りの人の感情の変化を描いていく映画です。人の死を見届ける納棺師を描くという難しい題材ですが、くすっと笑える面白い場面も多く、気楽に見ることができます。また納棺師としての仕事ぶりに涙する場面も多くあります。久石譲が映画の中の音楽を担当しており、山形県の壮大の自然にチェロの音楽非常にマッチに心に残る映画となりました。
「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」をおすすめする声
・隣の県にある映画館のレイトショーでしか上映されていませんでしたが、あまりにも見てみたくて足を伸ばした思い出深い映画です。元々父親が香港映画が好きで、子供の頃からよく見せられており、その影響で香港映画が好きになりました。数ある香港映画の中でも特にこの映画は、主人公の3人がイケメン揃いで、香港映画にあまり興味がないという女性にもオススメしたいです!とにかく好きな映画なので、いつでも見れるようDVDも購入しました。
「かもめ食堂」をおすすめする声
・大ファンである、片桐はいりさんともたいまさこさんが出演されている大好きな作品です。フィンランドが舞台になっているのもお洒落で良いなと感じます。かもめ食堂を観ると、食べることの大切さを教えてもらえます。食堂を営む小林聡美さんにもたいまさこさんが「好きなことをされてて良いですね。」と言うと、小林聡美さんが「嫌なことはしないだけです。」と笑うところが大好きです。片桐はいりさんかの個性も引き出されていて、観ていると幸せな気持ちになります。
「キャビン」をおすすめする声
・ホラー映画の皮をかぶったコメディ映画で、怖がりながら大爆笑できるという、稀有な体験をさせてくれるからです。訳アリの山小屋に泊まりに来た大学生たちが次々に殺されていく、というありがちな筋書きが、実は秘密組織によって世界を救うために仕組まれたことであり、しかも秘密組織の計画が意外とずさんで世界が滅ぶことが示唆されている、というのが、普段から好んでいるSCP財団やクトゥルフ神話といった作品の世界観にも通じるところがあり気に入っています。終盤の「百鬼夜行」とでもいうべき、怪異の大脱走・大殺戮シーンは、一周周ってギャグシーンめいていて何度見ても楽しめます。
「クラウド アトラス」をおすすめする声
・輪廻転生をストーリーとした映画ですが、人生が変われば、悪人も善人となり、善人も悪人となります。現実では、自分の偏見や常識で相手を判断してしまうことがありますが、この映画を見ると、それらを超越して相手を見直すことができるような気がします。人生が変われば、というのは、環境が変われば、という言葉にも置き換えることができると思います。自分が相手だったら、自分がその立場にいたなら、どう思うか/どんな行動をするか…と考えさせられます。自分は人の気持ちや考えを無視して行動してしまうこともあるので、そのような部分に気づかせてくれるこの映画はとても好きな作品です。
「グレイテスト・ショーマン」をおすすめする声
・2018年大ヒットしたミュージカル映画です。主人公のPTバーナムの失敗してもあきらめずに常に新しいことにチャレンジしていく姿、人間らしい感情にあふれているところに共感しました。私も新しい仕事にチャレンジしていた時期だったのでうまくいかないことがあるとこの映画を思い出し奮闘していました。この映画の素晴らしいところはたくさんありますが中でも劇中歌が大好きです。1人1人が主役で歌いあげるシーン、皆で歌いあげるシーンどれも聞いているだけで映画のシーンを思い出し胸が熱くなります。1人1人が主役であり、皆違っていていい。ありのままでいいというメッセージが感じられます。落ち込んでいる時にみると元気になりもう少し私らしく頑張ってみようと思える映画です。
「さくらん」をおすすめする声
・蜷川実花の世界観と花魁の優雅な様子がマッチしていて、終始画面の色彩から目が離せない。土屋アンナ演じる主人公のような花魁が実際にいたか、吉原が実際にこの作品のような場所だったか、時代観などではあまり正確性を感じないが、女の強さと弱さ、ドラマチックな人生模様がうまく描かれている。椎名林檎の音楽も非常に妖艶かつ力強く、作品の華だ。女性として観て損はない作品だと言い切れるし、何度観ても見飽きない作品である。
「サマーウォーズ」をおすすめする声
・舞台は上田のおばあちゃんのうち!おばあちゃんのお誕生日会のために、全国各地から親戚一同が集まる、そんな心温まる家族の時間、ワイワイと食卓台を囲む食事風景、とても憧れます!その中でちょっぴりある親族同士のすれ違い。どの家族にもありがちなことだけれど、そのいざこざは世界を巻き込むロボットAIのシステム破壊の問題に発展。それに家族みんなで力を合わせて立ち向かう、みんなで心を一つにする感動作。おばあちゃんは死んでしまうけど、心があたたまる、家族のお話。
「サマータイムマシン・ブルース」をおすすめする声
・本広克行監督の学校を舞台にしたコメディで、B級感がすごいが、バックトゥーザヒューチャーのようなタイムマシンを題材にした映画で面白い。出演者自身のキャラクターも個性的で、話や画面も作り込まれていて小物づかいも面白いし、ドタバタ感が強いがそれがキャラクターに合っていて面白い。大学生の学生限定のくだらないノリと、作品のテンポが合っており、タイトルのように夏らしさが満載で、伏線の回収の仕方も本広監督らしい感じがして面白い。
「しあわせのパン」をおすすめする声
・主人公のように田舎で夫婦でパン屋さんをやってみたいなと憧れがあるから。訪れるお客さん一人一人に物語があって、何回見ても心温まるから。時々出てくる夫婦が飼っているヤギがかわいいから。街の人たちから愛されていて、パン屋さんを訪れた人たちが色々な思いを乗り越えて、必ず幸せになっていくのが好き。大泉洋さんと原田知世さんの夫婦が見ていてほっこりするし、見た後にのんびりした優しい気持ちになるから。他に出ている人も演技が上手くて、見ていて飽きないから。
「シェイプ・オブ・ウォーター」をおすすめする声
・「ヒロインが半魚人と恋に落ちる映画」というと大体の人がギョッとしますが、この映画は感動的なラブストーリーです。主人公は声が出せない女性。私たちの社会に置き換えると「声を聞いてもらえない人」「障害者」などと置き換えられるかもしれません。そんな彼女が恋をして、少しずつ自分の好きなものを好きと言えるようになり、それを脅かそうとするものに決然と立ち向かう姿は見ていて爽快でもあります。主人公に協力してくれる脇役たちも魅力的で、「黒人の女性」「ゲイの売れない画家」など、この時代に「いないもの」として扱われていた存在ですが、一人一人に意志があり、日々懸命に生きている姿に共感できます。
「シン・ゴジラ」をおすすめする声
・「あ、今ゴジラが見たい!!」という時に見てしまいます。導入から直ぐにゴジラが出てくる展開ですぐに物語に、というより当事者感を鑑賞者に与えます。現代の日本が舞台で、災害大国の日本の災害が「ゴジラ」に置き換わっているようなストーリーです。そこがリアリティのキモで、本当にありそうな話なのが見ていて臨場感があり面白いです。登場人物も端から端までくせ者揃いで、彼らの発言や行動も何度でも見たくなるほど好きです。セリフをつい暗唱してしまうくらいには印象に残るシーンが多いのも好きな理由のひとつです。圧倒的に強い生き物と、超能力を持っている訳でもない現代人が頭と武器を使い総力で戦う熱い戦いを見られます。
「シンデレラ」をおすすめする声
・ディズニーの作品が好きで、実写のものが特にすきです。シンデレラのキャストも綺麗で可愛いところです。ドレスに着替えるときがキラキラしていて、みとれてしまいます。夢を信じていれば、いつかは叶えられるといった作品の思いが伝わってきます。強い心を持って、優しさを持ち続けることは簡単なことではないけれどその思いが叶えられるように努力することを忘れないようにしたいと思える作品だと思う。女の子はいつまでも、お姫様に憧れるものだから。
「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」をおすすめする声
・スターウォーズシリーズが復活して、昔の作品のその前の作品を作るということで、楽しみにした部分と期待ハズレだったら残念だなぁという思いを持ちながら映画館に足を運んだ思い出があります。そして映画を見て期待をはるかに超える面白さとワクワク感で一気に昔の作品もレンタルで見返しました。そしてその後のシリーズも見逃すことなく見ています。スターウォーズシリーズはどれも好きですが、その中でこのシリーズの面白さを再確認させてくれて一気に引き込んでくれたエピソード1が一番好きです。
「セッション」をおすすめする声
・いままでになく感動した映画でした。一度観て、チャンスがあればもう一度観たいと思い、本当に観に行きました。今では大作を手掛けるチャゼル監督の初期で低予算の映画です。音大の生徒と教官との交流のありようが、毒のある恋愛映画のようです。ドМの生徒とドSの教官とのやり取りや表情がすごくいいです。普段は血を見るのが苦手ですが、ラストの圧巻の演奏で血の吹き出すところが美しく感動しました。人と人との魂が触れ合う瞬間が見ることのできるすごい映画なのです。
「ドロップ」をおすすめする声
・お笑い芸人の品川祐が作った作品となっており、中高生の時のことを描いた作品となっています。ヤンキー映画となっており、ヤンキー映画によくある友情映画だとは思いますが、お笑い芸人の方が使っているだけあって笑える部分が多くて気楽に観れる映画だと思います。疲れている時や元気を出したいときにはちょうど良い作品だと思います。30代や40代のスポコンやヤンキー漫画が好きな方にはこの作品の良さがわかると思います。基本的に笑える部分の方が多いですが、感動できる場面も多少はあります。
「バイオハザード」をおすすめする声
・ホラー映画は見られないがなぜか見られる映画なのが、この映画である。元々ゾンビが好きなのもあるかもしれないが、何度見ても飽きない。アリスの凄まじい身体能力、ストーリー、展開、ゾンビ、化け物の行動が私の中でジャストマッチしている。見ている時のはらはら感、いつどこでゾンビが出てくるかわからない緊張感が中毒性をもたらしている。自分がこの状況に陥ったら、リアル世界にこんな事が起こったらと考えてしまう事さえある。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をおすすめする声
・こちらはタイムマシーンで過去未来に移動する事に子供ながらにワクワクしてみた映画です。未来の飛ぶ車や飛ぶスケートボードなどワクワクしてみました。ドクとマイクの掛け合いもとても面白いです。お互い相手を思いながらの3部作ですが、過去に行ったり未来に行ったりと感じが変わっていて本当に良いまた最後の結末にもとても納得のいく映画でした。最近また子供と一緒に見ましたが、子供から見ても面白く良い映画は時間がたっても面白いなと思いました。
「パラサイト 半地下の家族」をおすすめする声
・今年のカンヌ映画祭パルムドール受賞作品。ソン・ガンホ演じるギテク一家は貧乏でかつかつの生活を送っている。そんなある日、息子ギウに舞い込んだ大金持ちパク社長の娘の家庭教師をつとめたことから、この富裕層の家のお手伝いやら運転手を体良く追い出し、ギテク一家があとがまとなり働き始めるが、追い出したお手伝いの夫が地下に隠れて住んでいることを知る。奇想天外なストーリー展開だが、最終的には、富裕層と貧乏人の格差社会にメスをいれた作品で、なかなか骨太な内容と演出となっている秀作。
「パラダイス・キス」をおすすめする声
・受験に失敗し夢も、あまりなかった主人公がひょんなことからファッションショーのモデルになり最終的には有名モデルになったことから、自分のなりたいもの、将来などをぼんやりと考えていた私はとても深く心に刺さるものがあった映画です!他人に流されず、自分の可能性を見出し有名モデルになった主人公に深く憧れ当時は、録画し毎日のように見てました。私も、主人公のように夢を見つけ、その実現のために頑張りたいと思いました。またチャンスは、小さくても必ず掴みたいと強く心に残った映画でした。
「ホーム・アローン」をおすすめする声
・パリでクリスマス休暇を過ごす事になる大家族15人の慌ただしい出発。ドタバタで飛行機に搭乗するも、主人公ケビンが自宅に取り残されるも両親家族の心配をよそに自由気ままな生活を。そこへ、二人組の間抜けな泥棒が侵入、主人公の撃退作戦の攻防戦。ヒヤヒヤドキドキでジェットコースターに乗ってる勢いで目が離せず画面に釘付。賢い主人公の作戦は大成功で、何度見ても笑えて、すっきりします。そして、隣人のおじいさんとの心温まる終盤は感動とあったかい気持ちでエンドロールとなります。
「ボーン・アイデンティティー(2002年)」をおすすめする声
・スパイサスペンス映画の最高傑作と言われる作品です。このシリーズは3部作でどれも素晴らしいのですが、最初のアイデンティティーには他の2作品より哀愁が感じられ、ストーリーに深みを強く感じさせていて、感情移入してしまう凄い作品だと思います。スパイの行動や暗殺とはこれほど普通に、そしてスピーディーに行われる物なのかとゾクゾクしながら観れますし、過度なラブシーンなどなく、緊張感のみが最後まで続くしびれる作品だからです。特にカーチェイスでボーンがバック走行で逃げ切るシーンはリアル感満載で見ものです。その後のアクション映画に影響を与えたシーンだと思います。
「もののけ姫」をおすすめする声
・私はジブリ映画全般的に好きで、よく拝見しますがその中でも一番好きなのがこの「もののけ姫」です。初めて小学生の時に見た時は祟り神の気持ち悪さにトラウマのようになり一切見ないまま大人になりましたが、成人を迎えて初めて見たもののけ姫からは凄くメッセージ性のようなものを感じ、一瞬で好きな映画に変わりました。宮崎駿さんの作品では、人間文化の発展とその発展の代わりに起こるマイナス要素のようなものが良く取り上げられていますが、もののけ姫はそれが物語の随所に感じられる映画だと思います。
「ライフ・イズ・ビューティフル」をおすすめする声
・この映画を見るまでは、「ユダヤ迫害?今更?」と思いつつ、話題になっていたので会社の同僚と見に行きました。初めは、主人公クイドが、イタリア人のドーラに恋をして、結婚。可愛い子供に恵まれてのほのぼのだったのに、後半は、クイド親子がナチスに捕虜され強制収容所に送られる。不安顔の息子ジョズエに、クイドは、「これはゲームなんだよ」と心配させないように、元気づける。「5歳児でも、騙されるかよ!」と突っ込みたいけど、子供を不安人させないように、そして、絶対助けるんだと言うクイドの思いがヒシヒシ伝わってきた。最後は、涙でスクリーンがぼやけたくらい泣いた。だけど、もう一回見たいと思った映画は、この、ライフ・イズ・ビューティフルが初めてだった。それくらい、衝撃の強い映画だった。
「ルパン三世 カリオストロの城」をおすすめする声
・カリオストロの城は何度観ても飽きずに面白いと思える映画です。ざっくり言うと、ルパンだけど宮崎駿監督の作品なので「ジブリとルパンの超合体」って感じです。ジブリの良いところもルパンの良いところも両方いっぱい詰まっていて、どちらの感じもちゃんと活きている最高の作品です。1番好きなところは、次元とルパンがスパゲッティを奪い合う場面です。あれを観る度クスっと笑えて、毎回スパゲッティが食べたくなります。他にもいい場面が盛りだくさんで1番好きな映画です。
「レイジング・サンダー」をおすすめする声
・かつてジャッキー・チェンをスターダムにのし上げた香港映画界の名プロデューサー、呉思遠が放った”クンフー&コマンドアクション”の大傑作。ストーリーはテロ組織に誘拐された婚約者を誘拐された主人公がベトナム帰還兵の旧友と組んで婚約者奪還に乗り出すというものだが全編”これでもか!といった感じの格闘・銃撃・爆破の連続で息つく暇がないアクション巨編に仕上がっていて、製作から30年を経た今でも全く古さは感じられない。
「ローマの休日」をおすすめする声
・自分で見たいと思った最初の映画。モノクロの映画なのに色彩豊かに感じられる映像の素晴らしさと、夢物語のようなストーリーに魅了され、これまで数えきれないくらい観てきました。主人公のオードリー・ヘップバーンの美しさは言うまでもないことですが、かわいらしさもピカ一で、プリンセス役がピッタリ。ハチャメチャながら上品さに溢れた映画になっているところも大好きなのですが、ローマという街と彼女のもつ雰囲気で魅力一杯の大好きな映画です。
「雨に唄えば」をおすすめする声
・私にとってビタミン剤の様な映画で、元気が出ない時にこの映画のタップシーン・ダンスシーンを見るとものすごく回復します。この映画以外のタップダンスシーンは少し物足りなく感じるほど、この映画は最高だと思います。あと好きなのは、名作なんだけれど少しコントのような笑い要素があるところが良いと思います(試写会の時に音がずれるところ)。そういう演技も名優ジーン・ケリーがやっているところが、素晴らしいタップ・歌のシーンと相まって、よりエンターテイメント性が上がっていると思います。
「何者」をおすすめする声
・就活の話なんですけど、それぞれ生きてるなー!悩んでるなー!みんながみんな違うんだなーー!っていうのが作品から感じられて、自分も頑張ろうっていう気持ちになったので、この映画は自分が社会に出るために見た映画で、感化されました。あと出ている俳優さん女優さんが豪華で、見ていて嫌な気がしないです。あと米津玄師が主題歌なんですけど、これがまた良いです。一時期すごいリピートしていて、映画の内容も主題歌も含め好きな映画です。
「君の名は。」をおすすめする声
・まず映像がめちゃくちゃ綺麗なことです。空が特に綺麗で、夜空も夕日もその変化も、現実味があるのに現実より桁違いに綺麗で、ファンタジーのさじ加減が絶妙だと思います。謎解き部分もすごくいいです。途中までなんの違和感もいだいてなかったので、時間がずれてることに気がついてすごくびっくりしました。二回目みたら、確かにその伏線はきちんと入れられてて、何回見ても楽しめました。最後に、ハッピーエンドなのがいいです。語られない部分ではすごく大変だったとは思うんですが、誰も不幸になることなく、全員すごくいい形で落ち着いたと思うので、その点でも大好きです。
「大いなる幻影」をおすすめする声
・これは近年日本で作られた同名のものとは全く別物です。1937年フランス映画、ジャン・ルノワール監督作品。時代は第一次世界大戦のころのドイツ、ドイツのよって捕虜となったフランス兵たちが収容所を脱走する話です。なにが素晴らしいかというと、フランス人貴族将校ド・ボワルデュ(ピエール・フレネー)とドイツ軍貴族将校ラウフェンシュタイン(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)の間に芽生える、敵味方を超えた友情です。二人とも自分たちは「消えゆく運命」にあると知っているのです。時代は「貴族で職業軍人が誇りをもって戦いをやる」というときではなくなっています。実際マレシャル(ジャン・ギャバン)などの一般人の徴兵将校の方が多くなっているのです。この映画が作られた1937年という時も注目してください。ナチの軍靴の音が着々と近づいてきたころです。その時あえてルノワール監督は第一次世界大戦を取りあげ、平和を訴えたのです。しかし第二次世界大戦があのように「貴族の職業軍人が国境を越えて心を通わせる」などという良い時代ではなかったことは世界中の知るところです。しかし、何度観ても、戦争を描いて平和を訴えた作品として歴史に残る名作だと思うので私の中でのベストなのです。
「天使のくれた時間」をおすすめする声
・上記と同じ理由になります。毎年必ず観る映画がですし、思い入れ深いです。まだ未公開ではありますが、マチネの終わりに、こちらも人生の選択という点でおそらく心に響いてくる映画になると思います。小説は何度も読み返しました。登場人物の心情が、作者の素敵な表現で良く表されており感慨深いものがありました。11月に実写化ということで非常に楽しみにしております。自分の過去を振り返りながらも、未来にどう進んでいくか。死ぬまで悩み続ける問題とどう向き合うか、そんなことを教えてくれる良い作品だと思います。
「魔女の宅急便」をおすすめする声
・この映画の世界観が大好きで、繰り返し見ています。キキの思春期による心の不安定さに当時共感を得ましたし、仕事を頑張る姿がとてもかっこよく思えました。また下宿先のパン屋の夫婦が凄く素敵で、無口な優しい旦那さんと元気で明るい奥さんに、キキの働く場所がここでよかったと幼心に安心しました。映画の街並みも大好きで、こんな場所で生活できたらどんなに素敵だろうと憧れます。また、この映画の音楽も少し背伸びをしたい少女心をくすぐりました。出てくるキャラクターがみんな素敵ですし、多くのジブリの映画の中でもこの作品が一番ワクワクドキドキさせてくれます。
「夢」をおすすめする声
・黒澤明監督の夢は8つの短編の映画からなるオムニバス映画です。それぞれが本当に見る夢のように曖昧なのによく知っているかのような気持ちになる映像、描写です。入りたいけど入りきれない、それでいて懐かしいような見たことのない夢。それぞれの映像は訴えたいことがあるようでないようで、感情が揺すぶられるのにどこかー歩引いた。本当に黒澤明の見た夢を追体験しているんだという不思議な感覚になる作品です。中でも最後の『水車のある村』が一番印象に残っています。
「名探偵コナン 世紀末の魔術師」をおすすめする声
・20年以上続く、劇場版「名探偵コナン」作品の中でも、ストーリー・演出・キャラクター・音楽など、すべてにおいて最高傑作である、と確信するからです。子供のころ映画館で観たときに、本作のワクワク感にすごく感動して、思い出補正もあるかもしれませんが、いまだにこれより好きな映画はありません。ロマノフ王朝の謎という、ストーリーのスケールの大きさや、最後にその謎が解き明かされる際の演出は、歴代のコナン映画の中でも特に素晴らしく、今でも色褪せないものがあります。また、キャラクターも当時のオールスター総出演で、現在でも人気の高い怪盗キッド・服部平次・灰原哀が、そろって劇場版初登場という点でも、見逃せない点でしょう。音楽面でも、おなじみの大野克夫氏による劇伴はもちろん、主題歌のB’z「ONE」もまた、最高にマッチしていて、映画の出来も相まって、B’zファンからも隠れた名曲として評価されているほどです。すべての面においてクオリティが高く、劇場版コナンを観たことがない人にも、1本観るならコレを薦めるくらい好きなので選びました。
「遥かなる山の呼び声」をおすすめする声
・私の大好きな高倉健さんの代表作です。倍賞千恵子さんとの数多い共演作の中でもこの作品が秀逸だと思います。とある夏の日に北海道の牧場にふらりとやってきた男と、牧場を営む女性とのほんのひと月ほどの出来事ですが、その間の二人の感情の変化のむ描写が絶妙です。また、夏の北海道の大自然の中での高倉健の演技が素晴らしい。この映画で最も印象に残るのは、終盤の列車内でのやりとりです。「男は泣いちゃいけない」と教えていた高倉健に、私は何度も涙しました。
「ハリー・ポッターと賢者の石」をおすすめする声
・とにかく初めて観たときは、独創的な素晴らしい世界観に引き込まれました。再現性も本当に優れていると思います。映画では欠かせない音楽の効果も、抜群だと思います。とにかく全体の雰囲気が好きです。配役の子供たちも本当にイメージピッタリです。日常であり得ない魔法を、彼らが使ってもまったく違和感もなく、すんなりと受け入れられてしまいます。子供の夢も、大人の夢もたくさんの夢が詰まっていて、心も温まります。ファンタジー映画はこうあるべき、と言える作品だと思います。
・ハリーポッターの本を読んだ時から映画化を楽しみにしていました。小説で想像した世界が本当に再現されていてワクワクしてとても楽しい作品だと思います。ファンタジーの良さが存分に出ているし、魔法界の不思議な雰囲気がとても好きです。作品を見ていると憧れも覚えるし、細部にわたってこだわりが感じられます。何度も見返せる映画にはなかなか出会えないのでハリーポッターは貴重な作品です。シリーズの最後の方は怖い印象が強かったので、謎がまだ沢山あって可愛いハリー達が見られる1話が一番大好きです。
最後までご覧いただきありがとうございました。